carrier

講師 Denny Miller, MD, PhD.

癌の治療研究には終わりがありません

interview_02_r1_c1

Denis R. Miller, M.D.

Global Therapeutic Area Leader, PAREXEL Expert Office, Oncology & Hematology

アメリカ小児癌学会の理事を務めた経験をもち、300以上の文献を発表。現在パレクセルのエキスパートオフィスに所属し、オンコロジー部門の長として約20人のオンコロジストをとりまとめ、臨床開発に関する様々な専門的コンサルティングを行っている。

オンコロジーアカデミーの特徴を教えて下さい。

interview_02_r1_c3まず、わたしはパレクセルのエキスパートオフィスに属しており、5大治療領域-腫瘍・血液学、心血管・代謝性疾患、CNS系疾患、リウマチ・免疫疾患、感染症―のうちの腫瘍領域を担当しております。わたしたちエキスパートオフィスは、社内外に対して専門的なトレーニングプログラムを実施しております。
私たちが日本で開催しているオンコロジーアカデミーでは、腫瘍治療の背景や歴史、今日医療現場で行われている腫瘍治療、腫瘍治療における臨床試験のデザインなど、腫瘍の治療領域における幅広い専門知識を講義しております。このような高い専門知識をCRAが身に付けることにより、腫瘍の臨床試験においてより高いジョブパフォーマンスをお客様にご提供することができると確信しております。

このコースを受講する日本人CRAに期待していることはありますか?

まずは、このコースを楽しみながら受講してほしいですね。そして腫瘍の臨床試験に関する幅広い知識や、様々な治療法および専門用語などを積極的に学び習得していってもらいたいです。腫瘍領域のようなとても複雑な病気に関する深い知識を得れば、例えば、Ph1試験とPh3試験の目的の違いを明確に理解したうえで仕事に取り組むことが出来るでしょうし、またCRAに求められるニーズを理解し、それに応えるよりよい仕事ができれば、スポンサー様や試験実施先医療機関においてパレクセルCRAの評価が高まり、高い信頼関係を築くことができるでしょう。それが現実になれば、そこで初めてわたしたちの役目は達せられるのだと思います。

最後に、日本のCRAにメッセージをお願いします。

interview_02_r1_c5がんの治療には終わりがありません。5年や10年で完治療法が見つかるという種のものではないのです。従って、わたしたちはこれからもずっとがんの研究やリサーチに心血を注いでいかねばなりません。しかしこの事実は、このコースを受講したCRAが成長し、将来プロジェクトリーダーなどその他のより責任の大きな仕事にキャリアアップしていくための絶好のチャンスでもあるということです。
人は常に学習し、成長を続けなければなりません。
かくゆうわたしも、がん治療においてとても長い間従事してきましたが、今なお日々勉強を続けている毎日です。
CRAの仕事は施設を訪問したり、データを収集したりすることだけではありません。
わたしは、彼らががん治療を本当の意味で理解し、幅広い知識を持って臨床研究に従事することを期待しています。